【小板橋のイベント探訪】セキュリティショーに行って防犯意識の扉が開いた話【第四話】・マル知る!



 こんにちは小板橋です。


小板橋のイベント探訪、第四話の今回はこちら!



セキュリティショー!



これまでのイベント探訪はこちら

第一話:イベントのためのイベント?「イベントJAPAN2019」

第二話:贈り物と生活雑貨「東京インターナショナル・ギフト・ショー 春2019」

第三話:遊んで学べるゲームイベント「埼玉ゲームシティ」




イベントData


「SECURITY SHOW 2019」


日程:2019/03/05~03/08


主催:日本経済新聞社


イベントの目的:セキュリティ関連商品、サービス全般の展示商談会


想定来場対象者:

企業経営者、経営企画部門、監査部門、法務部門、人事部門、総務部門、労務部門、施設管理部門、車両管理部門、安全衛生部門、防災部門、リスク管理部門、情報システム部門、ネットワーク管理部門、営業などシステム利用部門の責任者・担当者

官公庁、自治体など行政機関の経営企画部門、総務部門、施設管理部門、環境安全部門、防災部門、危機管理部門、情報システム部門の責任者・担当者、警察、消防、防衛、学校、教育機関、病院、医療機関

ビルオーナー、店舗オーナー、ホテルオーナー、デベロッパー、ビル管理会社、ゼネコン、設計事務所、警備会社、電力・ガスなどエネルギー関連会社の責任者・担当者

システムインテグレーター、ネットワークインテグレーター、通信事業者、電設工事会社、計装工事会社、ファシリティマネージャーなど、セキュリティ製品やファシリティの販売、設置、工事に携わる方


来場者数想定(前年実績):71,402人


来場者数(公式発表):76,142人


入場料:税込3,000円(Webからの事前登録で無料)


他にも同時開催の展示会があり、全て合わせて「日経メッセ」というイベントになっています。







 「そもそもセキュリティとは何ぞや?」と思う方もいらっしゃるかと存じます。



「セキュリティ」と聞いて頭に浮かぶものを列挙してみてください。


・鍵

・民間警備会社やボディガード、それらの人員等の装備

・コンピュータウィルス

・サイバーテロ

・テロ

・万引き対策

・顔認証システム

etc…


まぁ色々浮かぶかと思います。


Q.セキュリティショーって上記のどれを扱っているのですか?


A.全部です。掛け値なしに全て網羅しています。



今回の会場はビッグサイト東7・8ホールだけでしたがその中に皆さんが想像する限りの銃器・刃物・兵器以外全てのセキュリティ関連物・ソリューションがありました。


今回は「最新セキュリティロボット」、「カッコいい防犯カメラ(?)」、「えっ?これがセキュリティに関係あるの?」というものを中心に見て回りました。



 では見ていきましょう




ロボットです。いきなりクライマックス感あります。




圧迫感が凄い…


「これちょっと怖くないですか?」とセントラル警備保障の担当者様に話をお伺いしたところ

「警備ロボットだから見た目をユーザーフレンドリにする必要がない」

とのことでした。

確かにそうだ…僕はバカだ…!「圧迫感を与えないように、いかにユーザーフレンドリにするか」ということだけを考えていて、警備ロボットの本質を忘れていたんだ…!


機能については、Wi-Fi通信でカメラ遠隔監視、異常検知(不審物、急病人を発見したら警備担当などにアラートを飛ばす)などがある(導入先からのフィードバックを集めている段階なので追加される可能性もあるとのこと)のですが、障害物、壁面などを検知する方法がちょっと特殊で、障害物、不審者、急病人を検知するのは内蔵センサー、AIカメラで自律判断というまだ自分にも理解できる範囲のシステムだったのですが(最新技術だけど)、壁面検知に関しては一般のGPSマッピング技術ではなく

「室内の壁面上部に設置した外部連携用のWi-Fiルータ、壁面に設置した装置の両方から飛んでいる電波がロボットに到達する時間」を検知し、方角、壁面からの距離を瞬時に測定し判断するマルチパスシステム」


だっけ…?


すみません、従来から利用されている室内疑似GPSマッピングシステムなら測量の範囲内なので噛み砕いて説明できるのですが、これに関しては説明するどころか、「説明された自分が良くわかっていない」という状態なので許してください…山でのこだまの超精密版…?


あと、自律学習型ではないとのことで、何かアップデート項目があれば都度外部からの対応ということでした。


今回の展示はCSP様に限らずどこの警備会社もそうだったのですが、ロボット系、遠隔監視系に力を注いでいました。これに関してはまとめで触れます。


では次行きましょう。



あれ?この形見たことあるような…いや、確実に見たことあるな…



担当者様「ネットカフェなどでよく使われていますね。」

そうだ、快活クラブだ!あそこの個室ブースの鍵だ!

こちらは株式会社エナスピレーション様取り扱いのEPIC電子錠です。

ネットカフェのヘビーユーザー、旅人であればこの電子錠の利点はよくわかると思うのですが、内部の仕組みとしてはホテルの電子オートロックとほぼ同じです。

需要としてはネットカフェやカプセルホテルは勿論ですが、意外なところでは病院、介護施設のバックヤードで使用されている例もあるそうです。スタッフ以外の利用者が開けたら困るところですね。

個人に売れているかは「何に使うかは分からないがいると思う」ということです。ペットが勝手にドア開けたりするのを防ぐために使ったりするのかな…


他にはスマホアプリ対応のドアに近づくだけで解錠される鍵がありました。これに関しても最後のまとめで考察します。



次のブースです。


うわぁぁぁぁぁぁぁPepperだあぁぁぁぁぁ!(壊れたPepperに意味不明の言語を喋られてパニくった記憶が甦る)


ここは言わずもがなソフトバンクさんのブースで、衛星電話を展示していました。

他の衛星電話も2種類展示されておりましたが、「スラヤ」という国際衛星電話を紹介しておきますね。


「なぜセキュリティショーで衛星電話を…?」と思っていたのですが、「エマージェンシーセキュリティ」ということで緊急時、災害時に備えるということですね。官公庁、自治体での導入を提案していました。



次行きましょう



画像悪くて申し訳ございません。ちょっとこの辺りは撮影時にわざとブレさせて手動でボカしています。まとめで触れます。

こちらIntelブース内のパートナー出展、株式会社GeoVision様のコーナーの監視モニター前のPCになります。

どこにPCがあるかというと、モニターの真下、つまりIntelのNUCがメインシステムとして使用されているというところがポイントですね。

昔の監視カメラシステムだとワークステーションかよというレベルの大きなサーバーが使用されていたのですが、小規模店舗内だけならシステム的にこれで充分すぎるというところまで来ているというのが最先端って感じですね(語彙力)。録画物を社内規定で数年間保存しておかなければいけないという場合でも外付けHDDで対応出来るのも良いですね。



次のブース…


!?

こちらは株式会社セキュリティデザイン様の参考モックアップ展示の「ドローンジャマー」です。

名前が示す通り、飛んでいるドローンの制御権を強制的に失わせ、空からの脅威を未然に防ぐものだそうですが、何しろ日本での国内法、電波の免許の問題(ジャマーなのでとにかく色々な周波数の電波を飛ばすので)がまだ整備されておらず、しかも法律が整備されたとしても取り扱うかは未定だそうです。

では何故モックアップを…?

担当者様「展示会なので何かインパクトのあるものを用意したいと思っていたら中国の方からこんなのあるよってビデオが送られてきまして。」(セキュリティデザイン様はその会社の日本の代理店だそうです)


なるほど…深いな(別に深くない)

ちなみにビデオは、中国の現地法人の方が非常にスタイリッシュな格好でドローン相手にジャマーを向けてドローンを強制停止させるという、なんとも味わい深いものでした。




次は質感萌えのコーナーです。


良き…



最高やろ!



こちら三星ダイヤモンド工業株式会社様の防爆、防錆対応カメラシステムです。

ステンレス鋼削り出しのハウジング(SUS410かな…とかステンレスの種類まで担当者様に聞こうとしてやめておきましたが、カタログを見たらドーム型はSUS316L、バズーカ型(?)はSUS304って書いてました)で耐食性、剛性を高め、防波堤、港湾など潮風の当たる場所で使用されていると担当者様が仰っていました。



次は機能萌えコーナーです。




凄い!


こちらエイム電子さんの抜け防止ロック電源ケーブルというものでして、この製品のおかげで翌日軽い筋肉痛になりました。

と言いますのも、いくら引っ張っても本当に抜けないんですよこれ…


(メス側で説明をします)このアース部分でロックを掛けるのですが、オス側のアースには一切加工せず、このロック部が引っ掛かっているだけで本当に抜けない。全力を出しましたが抜けませんでした。なのにロック解除ボタンを押しながら抜くだけで簡単に外れます。なにこれすごい…


裏方がケーブルの上を走り回る放送業界、電源が抜けたら患者様の命に関わる病院などからの引き合いが強いそうです。

個人向けにはAmazonで売っているのですが、「実物が見たい!」という方は秋葉原の愛三電機様で国内実店舗では唯一取り扱っているそうなので(2019/03/09に筆者が実地にて確認済みですが、売り切れていることもあると思うので上記リンクから店舗にお問い合わせください。動画が載ったメーカーHPにもリンクから飛べます)、個人でサーバーラック、音楽をされる方で2Uラックを導入している方は是非どうぞ。「母ちゃんが掃除中にコードに足引っ掛けて抜けた」ということは無くなると思います。というか本気で安心感が違うと思います。



では次行きm…

スカイツリー?


なぜセキュリティショーに…?

担当者様「都心部では他に例を見ない高さの塔ですので、雷が良く落ちます。しかし今まで一度も塔の機能に影響を及ぼしたことはありません。他にも制震、耐震装置を備えており、災害に強い施設として自信を持って場所をお貸しできます」


とのことで、大気物質、気候調査等の民間研究などに利用できる場所が塔(地上400m辺り)にまだ空きがあるということでした。

ちなみに画像の中央にあるVRゴーグルは皆さんの予想通りスカイツリーの上部からのVR映像でした。高いところが苦手なのとVR酔いをする人間なので当然酔いそうになったので途中で見るのをやめました。



では次のブース行きましょう。


セキュリティゲートですね。


こちらはクマヒラ様のランドゲートというゲートで、防水対応(IP55相当)で半屋外にも設置可能な珍しいタイプです。しかもカッコいい…アパートの入口に置いて宗教勧誘撃退したい…

ターゲットとしては新しいオフィスビルの入口付近への設置ってところでしょうか?IP55相当なのでもう少し場所の都合が利くのかな…?

他にもカッコいいゲートが色々あったので(透明ゲートとか)見ていて飽きませんてした。




あと、NTTコミュニケーションズ様にもお邪魔して、社内ネットワークセキュリティソリューションのお話をお伺いしたのですが、会社規模、目的、社内SEの有無、決裁担当者がネットワークセキュリティの重要性をわかっているかどうかによって提案する商品の組み合わせも変わってくるそうなのでここで詳しい説明は止めておきます。というか、お伺いしたこと全部載せたらただのNTTコミュニケーションズ様の宣伝記事になってしまいそうなほど文字量が多くなります。

とにかく社内ネットワークセキュリティは現代社会では喫緊の課題、そして最大の脅威ということを認識して、怪しいメール、怪しいファイルは開かない、怪しいサイトURLは踏まない、そして何よりもスタンドアローン環境の重要性を理解して、外のネットワークに繋ぐ必要のない機器は繋がない。これらを意識することが大事ですね。

まぁ、それを守れても安全性は100%でもないし、問題が起きた時に被害を最小限に抑えるのがセキュリティの基本なのでセキュリティインフラの企業は必要不可欠なわけです。家の鍵全部閉めても窓を割って侵入する奴がいるのと同じことです。


とまぁ、色々見て回ったわけですが、警備員や警察、自衛隊員の装備などについてはそれだけで1記事、IPカメラ、録画機器については多すぎて把握しきれない程だったので(あと体調が悪くて…すみません)全部を紹介しきれないのは来年に向けての反省材料ですが、身近なところから普段は見えないところまでのセキュリティの幅広さは認識出来ました。





今回のイベントの感想


・セキュリティの概念がまさかここまで広いとは思ってもいなかった

・家の鍵の電子錠化は加速的に進んできている

・カメラ、モニター展示が多くてプライバシーに配慮しようと思ったらまともに写真を撮るのが難しかった

・どこの警備会社も年々凶悪化する犯罪に対して人間ではなくロボットなどのテクノロジで対応していく姿勢が見て取れた(人間が対応したら怪我したり死亡したりで深刻な事態になってしまうこともある)

・少子高齢化社会で小人数で警備できる体制作りというのはやはり課題。その為のカメラ、センサーである

・来年夏に向けて、テロ(物理、サイバー両方)への対策というのはかなりの出展者が意識していた

・セキュリティの意識改革は家の鍵からだと個人的に思っていたが、電源ケーブルも人の命を預かる大事なものであると痛感した。セキュリティショーに出展されていなければ単純に「便利だなぁ」で終わっていたかもしれない

・来年は装備の面(防刃ベスト等)を中心に見て回りたい

・回り切れなくて本当に悔しい…

・IT,IoTセキュリティについてはもっと勉強が必要と思った。






 ということで、今回のイベント探訪はいかがでしたか?

来年に向けて全企業、そして個人も「危険なもの」についての認識、セキュリティの重要性を今一度確認した方がいいのかなと思いました。


この場を借りて、ご対応頂いた各企業の担当者様へ改めて御礼申し上げます。



ではまた次回!




鍵閉めろよ!!

この記事を書いたライターは?

小板橋

アナログとデジタルの間を揺蕩う回遊魚。趣味は文房具官能と実用文房具収集。microUSB排斥運動派ですがZenFoneMax Pro(M2)を買ったので卒業できてません。USB-Cはいいぞ。 Twitter @bettttttyon

あなたにおすすめの記事

【小板橋のイベント探訪】TGS2019に他のライターも行くから気楽に遊びに行きました【第十五話】

【小板橋のイベント探訪】JAPAN DIY HOMECENTER SHOWにDIY素材を見に行った話【第十四話】・マル知る!

【小板橋のイベント探訪】近所のタニタで夏祭りをやっていたので遊びに行ってポケモンGO談義もしてきた話【第十三話】・マル知る!

ASUS新製品発表会でZenBook Pro DuoとZenFone6見てきたよ! #A部・マル知る!

【小板橋の筋肉探訪】筋肉紳士の取材に行ったらAIが唱っていた話【第十二話】・マル知る!